キッチンの大掃除は10月から
年末にためない前倒しカレンダー
12月の寒い台所で、換気扇を外して油と格闘する。毎年それがいちばん気が重い作業です。だったら重い所だけ、まだ暖かい10〜11月の週末に1か所ずつ終わらせておく。年末は仕上げに拭くだけ、という段取りをまとめました。
前倒しカレンダー
| 時期 | 場所 | この時期にやる理由 |
|---|---|---|
| 10月前半 | 換気扇・レンジフード | いちばん重い油汚れ。暖かいうちに |
| 10月後半 | コンロ・五徳・魚焼きグリル | つけおきの水が冷たくない |
| 11月前半 | 冷蔵庫 | 年末の買い込み前に中を空けておく |
| 11月後半 | 電子レンジ・シンク・排水口 | 1回30分ほどで終わる所をまとめて |
| 12月 | 仕上げの拭き掃除 | 年末は「整える」だけ |
ルールは1つだけ、1週末に1か所。全部を1日でやろうとすると、途中で夕飯の時間になって散らかったまま終わります。1か所なら、午前に始めて昼過ぎには片付きます。
なぜ暖かいうちがラクなのか
花王が2024年7月に行った調査では、夏に大そうじをしたことがある人は約5割、年末に加えて夏にもやっている人は約3割でした。夏にやる理由の1位は「油汚れ・汚れが落ちやすい」、2位は「水が冷たくない・水回りのそうじがラク」です。
同じ発表の中で、キッチン用洗剤の実験として室温が10℃違うと洗浄性が大きく変わることも紹介されています。油は冷えると固まるので、同じ洗剤でも寒い日ほど落ちにくくなります。
夏はもう過ぎましたが、10月はまだ12月より暖かい時期です。年末まで待つより、油汚れの多い場所だけでも先に済ませておくほうがラクです。
10月前半:換気扇・レンジフード
- 電源を切って、外せる部品を外す。外した順にスマホで写真を撮っておくと、戻すときに迷いません
- お湯とスポンジで、流せる汚れを先に落とす。最初から洗剤をかけるより、洗剤が汚れに届きやすくなります
- 専用の洗剤をかけて、表示の時間だけ待つ。こするのは待ったあとです
- すすいで、よく乾かしてから戻す。
外し方や使える洗剤は機種によって違います。取扱説明書を先に確認し、手袋をして換気しながら作業してください。
10月後半:コンロ・五徳・魚焼きグリル
五徳や受け皿、グリルの網や受け皿を外して、キッチン用クリーナーで洗います。油汚れがひどいものはお湯につけおきしてから洗うと落ちやすくなります。グリルは焦げが固まりやすい場所なので、年に1回でも外して洗っておくと、ふだんの手入れがラクになります。
ふだんの洗い物を減らしたいなら、グリル用のトレーを使う方法もあります。1,000円台で買える時短キッチングッズにまとめています。
11月前半:冷蔵庫は「買い物の前日」に
冷蔵庫の掃除でいちばん時間がかかるのは、中身を出して戻す作業です。だから中身が一番少ない日=買い物の前日にやります。数日前から奥にある食材を優先して使っておくと、出す物がさらに減ります。
- 全部を一度に出さず、1段ずつ出して、1段ずつ拭いて戻す
- 外せる棚やケースは洗って、水気をよく拭いてから戻す
- 戻すときに期限を確認し、使い切れない肉や魚は下味冷凍にしておく
冷蔵庫の中身を「救出」する感覚は、ゲームの冷蔵庫そうじシューティングでも遊べます。
11月後半:電子レンジ・シンク・排水口
どれも1回30分ほどで終わる場所なので、同じ週末にまとめます。
- 電子レンジ:ターンテーブルやトレーが外せるなら外して、食器用洗剤などで洗う。庫内は中性のクリーナーで拭く
- シンク・排水口:排水口のふたやゴミ受けを外して洗う。ぬめりがひどいときは台所用漂白剤を表示どおりに使う
漂白剤と酸性の洗剤は混ぜないでください。容器の注意書きに従って、換気しながら使います。
12月は「整える」だけ
10〜11月に重い所を済ませておけば、12月にやるのはひと拭きと確認くらいです。年末は帰省や買い出しで忙しくなるので、汚れを落とす日ではなく、整える日と割り切ります。
掃除する週末の夕飯は、作らなくていい
換気扇やコンロを外している日は、そもそも料理がしにくい日です。その日の夕飯まで頑張ると、掃除そのものが嫌になります。
- 前の週に下味冷凍を1袋作っておき、掃除が終わってから焼くだけにする
- 温めるだけのつくりおき宅配や冷凍弁当に頼る日にする(つくりおき宅配の比較/ミールキット・冷凍弁当の比較)
- 決められないときは今日の献立ガチャを回す
出典
※ 手順は一般的な目安です。機器の外し方や使える洗剤は機種によって異なるため、取扱説明書と洗剤の表示を優先してください。