2026年9月29日 公開

キッチンの大掃除は10月から
年末にためない前倒しカレンダー

12月の寒い台所で、換気扇を外して油と格闘する。毎年それがいちばん気が重い作業です。だったら重い所だけ、まだ暖かい10〜11月の週末に1か所ずつ終わらせておく。年末は仕上げに拭くだけ、という段取りをまとめました。

前倒しカレンダー

キッチンの大掃除は10月から。週末に1か所ずつの前倒しカレンダー。10月前半は換気扇とレンジフード、10月後半はコンロと五徳と魚焼きグリル、11月前半は冷蔵庫を買い物の前日に、11月後半は電子レンジとシンク、12月は仕上げの拭き掃除だけ。1週末に1か所だけ、全部を1日でやろうとしないのが続くコツ。
保存して、週末ごとに1つずつ
時期場所この時期にやる理由
10月前半換気扇・レンジフードいちばん重い油汚れ。暖かいうちに
10月後半コンロ・五徳・魚焼きグリルつけおきの水が冷たくない
11月前半冷蔵庫年末の買い込み前に中を空けておく
11月後半電子レンジ・シンク・排水口1回30分ほどで終わる所をまとめて
12月仕上げの拭き掃除年末は「整える」だけ

ルールは1つだけ、1週末に1か所。全部を1日でやろうとすると、途中で夕飯の時間になって散らかったまま終わります。1か所なら、午前に始めて昼過ぎには片付きます。

なぜ暖かいうちがラクなのか

大掃除は暖かいうちがラクな3つの理由。1、油汚れが落ちやすい。油は冷えると固まり、室温が高いほど洗剤がよく効くという実験結果もある。2、水が冷たくない。つけおきやすすぎが多いキッチンは手がかじかまないだけで進みが違う。3、洗った部品が乾きやすい。換気扇のフィルターも五徳もその日のうちに戻せる。出典は花王の夏の大そうじ調査(2024年7月)で、年末に加えて夏にもやる人は約3割。
夏や秋に大掃除をする人が挙げた理由から

花王が2024年7月に行った調査では、夏に大そうじをしたことがある人は約5割、年末に加えて夏にもやっている人は約3割でした。夏にやる理由の1位は「油汚れ・汚れが落ちやすい」、2位は「水が冷たくない・水回りのそうじがラク」です。

同じ発表の中で、キッチン用洗剤の実験として室温が10℃違うと洗浄性が大きく変わることも紹介されています。油は冷えると固まるので、同じ洗剤でも寒い日ほど落ちにくくなります。

夏はもう過ぎましたが、10月はまだ12月より暖かい時期です。年末まで待つより、油汚れの多い場所だけでも先に済ませておくほうがラクです。

10月前半:換気扇・レンジフード

換気扇は10月の週末に。順番どおりにやれば、こすらずに済む。1、電源を切って部品を外す。フィルター、ファン、整流板。外した順にスマホで撮っておくと戻すとき迷わない。2、お湯で流せる汚れを先に落とす。いきなり洗剤をかけずにお湯とスポンジで浮いた汚れから。3、洗剤をかけて決められた時間待つ。こするのは待ったあと、時間は洗剤の表示どおりに。4、すすいでよく乾かしてから戻す。暖かい日なら午前に洗えば夕方には戻せる。手袋をして窓を開けて、取扱説明書の外し方を先に確認する。
こする前に「流す」と「待つ」
  1. 電源を切って、外せる部品を外す。外した順にスマホで写真を撮っておくと、戻すときに迷いません
  2. お湯とスポンジで、流せる汚れを先に落とす。最初から洗剤をかけるより、洗剤が汚れに届きやすくなります
  3. 専用の洗剤をかけて、表示の時間だけ待つ。こするのは待ったあとです
  4. すすいで、よく乾かしてから戻す。

外し方や使える洗剤は機種によって違います。取扱説明書を先に確認し、手袋をして換気しながら作業してください。

10月後半:コンロ・五徳・魚焼きグリル

五徳や受け皿、グリルの網や受け皿を外して、キッチン用クリーナーで洗います。油汚れがひどいものはお湯につけおきしてから洗うと落ちやすくなります。グリルは焦げが固まりやすい場所なので、年に1回でも外して洗っておくと、ふだんの手入れがラクになります。

ふだんの洗い物を減らしたいなら、グリル用のトレーを使う方法もあります。1,000円台で買える時短キッチングッズにまとめています。

11月前半:冷蔵庫は「買い物の前日」に

冷蔵庫の掃除は買い物の前日。中身が一番少ない日にやると半分で終わる。1、数日前から使い切り献立。奥の食材から先に使って出す物を減らしておく。2、1段ずつ出して1段ずつ拭く。全部出さないので食品が常温に置かれる時間が短い。3、外せる棚やケースは洗う。洗ったら水気をしっかり拭いてから戻す。4、戻すときに期限を見る。残った肉や魚はその日のうちに下味冷凍へ。翌日の買い物は冷蔵庫がからっぽの状態から。買いすぎも減る。
掃除の日は、中身の量で決める

冷蔵庫の掃除でいちばん時間がかかるのは、中身を出して戻す作業です。だから中身が一番少ない日=買い物の前日にやります。数日前から奥にある食材を優先して使っておくと、出す物がさらに減ります。

冷蔵庫の中身を「救出」する感覚は、ゲームの冷蔵庫そうじシューティングでも遊べます。

11月後半:電子レンジ・シンク・排水口

どれも1回30分ほどで終わる場所なので、同じ週末にまとめます。

漂白剤と酸性の洗剤は混ぜないでください。容器の注意書きに従って、換気しながら使います。

12月は「整える」だけ

12月のキッチンはこれだけ。重い所はもう終わっているので。12月にやること:コンロまわりと壁のひと拭き、シンクと排水口のぬめり取り、冷蔵庫の中身を確認するだけ。12月にやらなくていいこと:換気扇の分解、五徳とグリルのつけおき、冷蔵庫の棚を全部外す。年末は汚れを落とすではなく整える日。寒い台所に長く立たずに済む。
年末にやること・やらなくていいこと

10〜11月に重い所を済ませておけば、12月にやるのはひと拭きと確認くらいです。年末は帰省や買い出しで忙しくなるので、汚れを落とす日ではなく、整える日と割り切ります。

掃除する週末の夕飯は、作らなくていい

換気扇やコンロを外している日は、そもそも料理がしにくい日です。その日の夕飯まで頑張ると、掃除そのものが嫌になります。

出典

※ 手順は一般的な目安です。機器の外し方や使える洗剤は機種によって異なるため、取扱説明書と洗剤の表示を優先してください。

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